提案資料を作ったり、ヘルプを作ったりする際に、よく画面をキャプチャする。その際にはただ画面を貼付けるだけではなく、何かの説明をつけることが多い。だがそのためのツールは意外と少なく、画像編集ソフトウェアでレイヤーを分けて作ったりすると面倒くさい。

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編集画面

 

スクリーンショットを撮って、説明をつけて、アップロードや保存する…その流れをスムーズにしてくれるのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するフリーウェアはJShot、Javaベースのスクリーンショット取得ソフトウェアだ。非商用利用に限りフリーウェアなのでご注意いただきたい。

JShotはタスクトレイに常駐するソフトウェアで、スクリーンショットを撮った後、文字や矢印を追加して加工することができる。ドロー系ツールのような感じで、線を引いた後に移動させたり、文字を斜めに書くことができる。

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プロフィール設定

 

そして加工した結果をプロフィールを呼ばれる設定に従ってアップロードすることができる。画像アップロードサービスやFTP、Skypeなどへ送ることができ、自分でプラグインを作ることもできる。

線を引くと、若干滑らかな線に補正されるなど、使い勝手は良い。Java製とあって、WIndowsのみならずLinuxでも動作するのも便利だ。実際にはスクリーンショットに限らず、画像ファイルの加工ができるようなので、普段からも十分利用できるだろう。スクリーンショットの加工を画像編集ソフトウェアで行っている方はぜひ一度試してみて欲しい。

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キャプチャ取得した画面

 

JShot

 http://jshot.info/