Railsのログを分析、グラフ化「LogJuicer」
※ 画像は公式サイトデモより
Railsは遅いと言われる。確かに富豪的なフレームワークであり、そのままの使い方では動作が重たい。そのため、解決手段としてmemcachedをはじめとしたキャッシュ技術を利用することが多い。
ログを解析して一覧してくれる
だが、フレームワークの問題ではなく、プログラム側の問題もあるかも知れない。その解決のためにはまず、現状分析からはじめてみよう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはLogJuicer、Railsログ分析ソフトウェアだ。
LogJuicerはproductionをターゲットにしたログを分析するソフトウェアだ。標準でテーブル組に各コントローラのヒット数、レンダリング、DBへの実行時間などをリストにしてくれる。さらにコントローラをクリックすると、各アクション別にドリルダウンしてくれる。
円グラフ
もう一つのモードはグラフで、円グラフや棒グラフを使って数値を見やすく分析してくれる。これらのデータを元にすることで、問題点の把握や改善が最も有効に働く場所を知ることができるようになる。
特定のフレームワーク専用のログ分析という位置づけが便利だ。他の静的なファイルは無視して、Rails向けの最適化を施せる。RailsでWebサービスを構築されている方は試してみて欲しい。
棒グラフ
logjuicer - Google Code