Firefox上で動作するSQLiteフロントエンド「SQLite Manager」
Ruby on Railsで開発を行う際に、デフォルトで採用されるデータベースがSQLiteになっている。インストール不要で使えるとあって、最近ではPythonなどでも利用されるようになってきている。もちろんPHP、Java、Perlなどでも利用されている。
メイン画面
Ruby on Railsの開発を行うということは、通常はブラウザベースのシステムになる。そしてSQLiteで開発となれば、この選択もある意味正しいのかもしれない。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはSQLite Manager、Firefoxアドオンとして動作するSQLiteフロントエンドだ。
SQLite ManagerはFirefoxやThunderbird、Seamonkey、はたまたSongbirdやKomodo IDEでも動作するSQLite管理インタフェースだ。さらにXULRunnerを使って一つのアプリケーションのようにも利用できる。データベースの作成(またはローカルファイルを開く)、テーブルの作成、ビューの作成、インデックスの作成などが行える。
テーブル作成
もちろんデータの閲覧や編集、SQLを実行して結果を確認するといったことも勿論できる。MySQLを使った開発では、ブラウザでphpMyAdminを常に表示しておき、データを確認するといったことが行われるが、SQLiteを開発に使っているならSQLite Managerが便利に使えそうだ。
別途アプリケーションを立ち上げることなく、SQLiteのデータを管理したい方は試してみて欲しい。Google GearsやiPhone/iPod TouchでもSQLiteが内部的に使われていたりするなど、その活用範囲は広がっている。性能も開発レベルでは申し分ない。もっとSQLiteを活用するためにも使ってみて欲しい。
sqlite-manager - Google Code