Mac OSXは堅牢なシステム(Unixベース)で、快適な操作性が良く言われるのだが、個人的には不明なタスクが突如CPUの使用率を上げ、動作が鈍くなることが良くある。FirefoxのCPU使用率も、タブをたくさん開いていることもあって、相当に高くなっている。

ピクチャ 233.png

Dockに格納すると便利

 

そのため、アクティビティモニタは常に開いて注視していたのだが、邪魔と言えば邪魔だった。その点、CPUの状況をモニタリングするのにこのソフトウェアはぴったりだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはCPU History、CPUの利用率をモニタリングするソフトウェアだ。

CPU Historyはごく小さなウィンドウ(最大128×128)にCPUの使用率をこくこくとモニタリングし、描画してくれる。ユーザ、システム、アイドル、Niceの4つに分かれている。普通に起動した状態では、常に最前面に表示されるので邪魔に見えることだろう。

ピクチャ 234.png

設定画面

 

だが、コマンド+Hでアプリケーションを隠してしまうと快適になる。つまりDockに入っているアイコンがグラフを描いてくれるのだ。そのため、アプリケーションを立ち上げているというよりも、Dockの中にCPUモニタがあるイメージになる。

Dockを隠す設定にしておけば、気になる時にすぐに見られて便利だ。何より余計なウィンドウを増やさずに済む。アクティビティモニタを良く使う方は、CPU Historyを試してみて欲しい。

 

CPU History - Mechanical Pants - Christopher Bowns

 http://cbowns.com/cpuhistory/

cbowns’s cpu-history at master — GitHub

 http://github.com/cbowns/cpu-history/tree/master