オフィスでは、その業界さらに言えば社内でしか通用しない言葉が存在する。業界であればまだしも、社内用語になると転職者や新入社員が相当混乱させられるだろう。同じ用語で意味が違ったりすると、後々問題になることもある。

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ユーザ向けトップページ

 

そうした問題を防ぐには、用語辞典を作り上げるのが最善だ。共通認識の場所を作ることで、知識の蓄積、業務の質の向上をはかることができる。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGlossword、多言語対応の辞書ソフトウェアだ。

GlosswordはWebベースで動作するソフトウェアで、用語に対しての意味を記載していくことができる。辞書は複数作成可能で、単語に対して各言語ごとの意味を記述することもできる。

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管理画面

 

他にもトピックを立てたり、辞書とは別なページ機能、検索キーワード管理、ユーザ管理といった機能もある。言わばCMS+αで使える辞書ソフトウェアといった所だ。画面のインタフェースは洗練されており、使い勝手が良い。

See alsoやSourceなどを使って他の言葉と連携させたりと、なかなか面白い使い方ができそうだ。用語は業種、企業によって大きく変わってくる。社内用語が飛び交っているオフィスではぜひ導入、構築を検討されたい。

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単語詳細

 

Home + Glossword - Glossary compiler

 http://glossword.biz/

glossword - Google Code

 http://code.google.com/p/glossword/