ソフトウェアはバージョンアップを重ねるとどんどん複雑化していく傾向にある。これは何もソフトウェアに限らず、携帯電話、車など何でもそうだろう。ともすると消費者が置いてけぼりになった状態で、企業だけがどんどん邁進しているケースもある。

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管理画面

 

だが最近は高度化していく中で、あえてシンプルさを売りにしてユーザの指示をうけるサービスも増えてきている。そしてCMSも同様にシンプルさを売りにしたものが登場した。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはPureEdit、ごくシンプルなCMSだ。

PureEditはごくシンプルな構成になっているCMSだ。エントリーの集まりをページとして管理するのだが、それはテーブル一つという位置づけになっている。そして登録したエントリーが続けて表示されるだけという構造だ。

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ユーザ画面

 

現在のバージョンではテーブル作成時に問題があるようだ。手作業で登録すると認識される。1つのページは1カラムしかなく、ただ連なるだけというシンプルさが良い。メニューがあって、モジュールがあって…などと高度なことはできないが、シンプルさゆえに操作に迷うこともなく、すぐに使い方になれることができるだろう。

様々なコンテンツを配置したWebサイトもあるが、ソフトウェアの紹介やごく簡単な説明ページの場合には大型のCMSは持て余してしまう。サイトの規模に応じてCMSも使い分けてみると良いだろう。

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コンテンツ作成画面

 

PureEdit Making content management purely simple.

 http://www.pureedit.com/