最近、オープンソース・ソフトウェアをGoogle Code上で公開するケースが増えてきている。それまで一般的だった、SourceForgeやRubyForgeなどに比べて機能が限定的ではあるが、開発者が必要とするような機能は最低限揃っている。

ピクチャ 3.png

プロジェクトトップページ

 

そんなGoogle Codeの開発システムを自社内でも使えるのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはLonghouse、Python製のGoogle Codeクローンだ。

LonghouseはWebベースのプロジェクト管理ソフトウェアだ。とは言え、マイルストーンやスケジュールの管理機能などはなく、その点で一般のプロジェクト管理とは一線を画す。が、小〜中規模な開発であれば十分と言えそうだ。

ピクチャ 2.png

トップページ。Google CodeのProject Hostingトップページに似ている。

 

主な機能はGoogle CodeのProject Hostingを踏襲しており、プロジェクトホーム、課題の管理、ダウンロード、Wiki、ソース、管理設定となっている。ただし一部の機能はまだ未実装だ。リポジトリは外部で持つ必要があり(同一サーバ上でも可能)、新しいリポジトリを作成する機能はない。

企業内で小さなプロジェクトを幾つか運用している場合や、開発案件ごとにプロジェクト化しても面白いかもしれない。複数人による、コラボレートを重視した開発を推進したいならぴったりのツールではないだろうか。

ピクチャ 8.png

設定画面

2009年06月20日 オープンソース的という記述を削除。

 

longhouse - Google Code

 http://code.google.com/p/longhouse/