暑い日が続き、ノートPCの温度が急上昇する日々が続いている。MacBook AIRでは(他のMac OSXも?)温度が高くなるとデュアルコアの一つが停止してパフォーマンスが落ちるので、温度に注意が必要だ。他のノートPCなども静音仕様になっていると温度が高くなって故障を招くことにもなる。

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温度とCPU速度が表示される

 

温度を下げる一番手軽な方法はファンの回転数をあげて、熱を放出することだ。通常は自動で制御されているが、それでは物足りないという方はこれを使おう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはsmcFanControl、Mac OSX向けのファン速度コントロールソフトウェアだ。

smcFanControlは自分でパターンを設定し、ファンの速度を自分で調整できるソフトウェアだ。電源の有る無しや充電中か否かによってなどで、ファンの最低速度を決めることができる。また、現在のファンの回転数とCPU温度をメニューバーに表示してくれる。

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設定ウィンドウ

 

温度が高くなっているようであれば、回転数をあげれば良い。MacBook AIRの場合、最大6200rpmまでは設定できるようだ。これを使えばCPUの温度が高まりすぎることなく、快適に操作できるようになるに違いない。

エアコンの効いたオフィスなどでは問題ないが、公共の場所や屋外では暑い夏はコンピュータにとっても辛い。CPUが暴走するようなことがあると大変だ、事前にsmcFanControlを入れておこう。

 

smcFanControl

 http://www.conscius.de/~eidac/software/page5/page5.html