ブラウザで長文を入力する際には、テキストエリアが利用される。が、これはメモ帳レベル(またはそれ以下)の機能しかなく、非常に使い勝手が悪い。そのため、一度ローカルで文章を作ってからコピー&ペーストするといった手間が必要になる。

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それほど機能は多くないが、分かりやすい。

 

文字装飾をはじめとした、HTMLタグを手で入力するのは非常に手間ひまがかかる作業だ。そこでテキストエリアを便利に拡張してみよう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはwidgEditor、シンプルなWYSIWYGエディタだ。

テキストエリアを拡張するライブラリとしては、FCKEditorなどが有名ではあるが、あまりに多機能であるために重たくなってしまったり、使いこなすのが難しかったりする。その点、widgEditorは限られた機能しかないので使いこなすのはそれほど難しくないだろう。

ピクチャ 218.png

ソース表示も可能

 

太字/イタリック/リスト/リンク/ヘッダなどの基本的なタグを手早く、ボタン一つで入力できる。データはタグ入りの状態で通常のデータと変わらず送られてくるようになっている。

多機能であることは一見すると便利だが、ユーザにとっては面倒なものに映る場合もある。ニーズに合っていれば、最低限の機能を満たしたものの方がストレスなく利用できるだろう。

 

The Man in Blue > Experiments > widgEditor

 http://www.themaninblue.com/experiment/widgEditor/

widgeditor - Google Code

 http://code.google.com/p/widgeditor/