Subversionはお使いだろうか。開発作業には欠かせないツールであるというのは言うまでもないが、バージョン管理という面で見ると何も開発に限った話ではない。普段の業務内で使うファイルだってバージョン管理できると便利だ。

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ダッシュボード

 

とは言え、そんなことをするとリポジトリの管理が煩雑になってしまい、ユーザ管理も大変だ。そこでこんなツールを使ってみてはいかがだろう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはSVN Access Manager、Subversionのアクセス管理マネージャだ。

SVN Access ManagerはPHP+MySQLで作られたWebベースのSubversion管理インタフェースだ。ユーザやグループを作成し、プロジェクトとリポジトリとを組み合わせてアクセス権限を管理できる。

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ログ

 

リポジトリのアクセス権限を管理する設定ファイルを出力することができたり、ファイルへのアクセス権限を設定したりすることもできる。また、リポジトリへのアクセスやログをレポートとして表示する機能もある。

初期インストール時のパスワードが14文字以上の記号を含むものと言った制約があり、セキュリティ面に注意して作られている印象を受けた。リポジトリの管理が容易にできれば、もっと活用の幅も広がるのではないだろうか。

 

SVN Access Manager Documentation

 http://svn-access-mana.sourceforge.net/

**SourceForge.net: svn-access-manager

 http://sourceforge.net/projects/svn-access-mana/**