SEM(検索エンジンマーケティング)を考える上で一つの要素になるのがランディングページの重要性だ。何かの検索結果(検索キーワード連動型広告など)からたどり着いたページ(ランディングページ)は、その検索キーワードに沿ったものでなければ高い成果を得るのは難しい。

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トップページ。設置はスクリプトタグを埋め込むだけ

 

だが、そのためにコンテンツを多数用意するのは大変だ。そこで専用ツールを使ってランディングページを最適化しよう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはねこすけLPO、ランディングページ最適化ソフトウェアだ。

LPOとはランディング・ページ・オプティマイズの略で、検索エンジンからたどり着いたページを最適化し、ユーザにとって一番情報が得られやすい状態にしてあげることだ。ねこすけLPOでは、特定のURLに対して特定のキーワードを設定し、そのキーワードからたどり着いた場合にコンテンツを差し替えることができる。

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成果を確認

 

例えば不動産サイトにおいて東京というキーワードからきたユーザと、大阪というキーワードからきたユーザで見せるコンテンツを変えるということだ。またコンバージョンページの設定もでき、結果が正しく得られたかどうかも測定できるようなっている。

データはグラフ化もされており、ランディングとコンバージョンそれぞれについて今日、昨日、一ヶ月、三ヶ月で見られるようになっている。コンテンツは複数設定可能で、同じキーワードに対してもコンテンツを変えることでコンバージョンにどれくらいの影響を与えるのかと言った傾向をはかることもできる。

ねこすけLPOは株式会社ねこすけによるASPのオープンソース版だ。SEMに取り組んでいる企業、広告代理店などは要注目のソフトウェアだ。

 

ねこすけLPO(無料ASP&オープンソースパッケージ)

 http://lpo.necosuke.jp/

SourceForge.JP: Project Info - ねこすけ LPO

 http://sourceforge.jp/projects/necosuke-lpo