Amazon S3は従量課金だが、1GBあたりの容量に対する金額は15セントと驚くほど安い(転送時の料金は別途)。バックアップ目的であれば何度もアップロード/ダウンロードすることはないので、外部ストレージとして考えると十分格安になる。

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メイン画面

 

そんな便利なAmazon S3ではあるが、問題はアクセス方法がWeb APIを通じたものになってしまうということだ。そのために敷居が高くなってしまうが、それも便利なフロントエンドを使えば良い話だ。

今回紹介するフリーウェアはS3Hub、Amazon S3のGUIフロントエンドだ。

S3Hubはアクセスキー、シークレットキーを設定することで、ファイルを一覧し、ダウンロードやアップロードができる。ただし筆者環境ではアクセスキーとシークレットキーを設定してログインをするとエラーが発生してしまった。

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ファイルの一覧

 

認証を伴ったログインの他に、公開されているバケットに対して匿名ログインすることもできる。ファイルのダウンロード、アップロードの機能に加えて、指定したS3アカウントに対して共有する指定もできる。

Amazon S3へのアクセスはプログラム言語向けのライブラリを使うか、こうしたフロントエンドを使った方法が一般的だ。システムから使うならライブラリだが、人が使うにはフロントエンドを使うのが便利だ。

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ダウンロード/アップロード

 

S3Hub: S3 Client (for Mac OS X)

 http://s3hub.com/