車で遠出した時など、地方の商店街が閑散としている姿をみることがある。大型店舗の進出や、人口減少など様々な要因が考えられるだろうが、心苦しい状態だ。東京をはじめとした都会に住んでいると分からない状況がそこにはある。

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商店街表示

 

そんな状況は地方のみならず、首都圏でもよく見られるようになりつつある。ITの力で何か助けになれないだろうか、それを形にしたのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアは松江空店舗・空床紹介システム、松江市を中心とした空店舗検索システムだ。

松江空店舗・空床紹介システムはGoogle Mapsを使ったマッシュアップで、まつもとゆきひろ氏が在籍するネットワーク応用通信研究所が開発したソフトウェアだ。商店街と、店舗の情報を登録し閲覧、検索できるようになっている。

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店舗表示

 

松江市のSNSとの連携機能もあり、口コミ情報(RSS)を取得して表示する機能もある。助成金制度の登録や表示もできる辺りは行政的で面白い。松江市と銘打っているが、もちろん他の地域で利用することも十分考えられる。

現状を憂いているだけでは改善は一向にされない。他の自治体もこうしたチャレンジングの結果を積極的に取り入れて地域の活性化に努めて欲しいものだ。

 

中心市街地活性化

 http://www.city.matsue.shimane.jp/jumin/sangyou/sangyou/akitensys/akitensys.html