別なコンピュータにデータを渡す際、予めファイルを共有する仕組みを作っておけば良いが、そうでない場合は面倒な手順を踏む必要がある。そのため途中でいやになってメールで送信、なんてことも度々だ。

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ブラウザでアクセスしたところ

 

もっと簡単にファイルを受け渡せる方法を紹介しよう。ブラウザを使うのだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはDroopy、Python製のシンプルなWebサーバだ。

Droopyはごく単純なWebサーバ機能をもったスクリプトで、起動すると8000番のポートでブラウザアクセスを待ち受ける。ブラウザでアクセスすると、ファイル送信のボックスが表示されるので、ファイルを指定してポストするだけだ。

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送信中

 

トップページで表示するメッセージや、画像を別途指定することができる。後はファイルポストだけと、ごく単純な機能しかないので、ファイルを送りたいと思った時にすぐに送信できて便利だ。

シンプルな機能しかなければ、目的が明確で分かりやすい。最近はセキュリティの問題で不必要なサービスは立ち上げない。SCPでパスを指定して送るのが面倒なときに使えそうなソフトウェアだ。

 

stackp » Droopy: easy file receiving

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