Gmailは便利だが、オフラインでの利用を考えるとネットだけにデータがあるのはいただけない。とは言え、ローカルにデータを持ってくるのもお勧めはできない。そこをうまく解決してくれるのはIMAPだ。

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日本語も化けずに同期された

 

特にThunderbirdからGmail + IMAPを使うのはごくごく簡単にできる。フロントエンドがあると使い勝手も大幅に変わってくる。さて、メールは良いとしてアドレス帳はどうしたものだろう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはZindus、Gmailのコンタクト情報とThunderbirdのアドレス帳を同期するソフトウェアだ。

ZindusはGmailだけでなく、(本来はこちらがメインと思われる)Zimbraのアドレス帳とも同期することができる。会社内でZimbraを使っている場合、そのフロントエンドとしてThunderbirdが活用できるようになる。

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設定画面

 

ZindusはThunderbirdのアドオンとして提供される。インストール後、GmailまたはZimbraの設定をすれば完了だ。日本語も問題なく取り込まれていた。これで連絡先をいちいち調べることなく、メールが送れるようになる。

同様のサービスもあるが、Zindusの場合はこれ単体で同期してくれるのが便利だ。なお、試してみたところエラーメッセージらしきものが表示されたが同期はされていたので、その点ご注意いただきたい。

 

Zindus

 http://www.zindus.com/