Ruby on Rails製のWikiエンジン「Bitswiki」
フレームワークや言語の力は、その成果物にも現れやすいように思う。例えばTomcatで作られたWebアプリケーションは何となくTomcatっぽい感じ(雰囲気として)が感じ取れたり、PerlやPHPでもその雰囲気を画面から感じ取れることがある。
メイン画面
その点を踏まえると、Ruby on Rails製のWebアプリケーションもそれっぽく、Railsの良さがにじみ出ているのを感じ取れるはずだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはBitswiki、Rails製のWikiエンジンだ。
BitswikiはAjaxを効果的に使ったWikiエンジンだ。PostgreSQLが基本になっているが、MySQLでも動作するようだ。検索はエラーが出たが、SQLite3でも動作する。Ajaxを使ったアクションがスムーズに行われるようになっている。
リビジョン一覧
リビジョン管理もされており、Diffを使って更新部分が確認できる。記事にはコメントを書いたり、タグを付けて管理することもできる。記法も多数あり、テーブルやコードの表示にも対応している。他にも外部認証、ベージごとのRSSフィード配信にも対応している。分かりやすいデザインも手伝って使い勝手が良い。
惜しむらくはベースがRails 1.1.6になっていることだろうか。Rails 1.2.6でも動作したが、どんどんフレームワークとともに磨かれていって欲しいと願ってしまう。その点もまたフレームワークの力を感じられるところだ。
Wiki | Contents
http://opensource.bitscribe.net/
bitswiki - Google Code