MySQLのフロントエンドとして有名なのがphpMyAdminだ。Railsをメインシステムにしておきつつも、このためにPHPをインストールすることも少なくない。だが本番環境下ではセキュリティの問題あるので利用が難しい。

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そこでRailsで作られたフロントエンドを採用しよう。必要なときだけ立ち上げれば良いし、ApacheにPHPを組み込む必要もなくなる。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRailsDB、Railsで作られたデータベースフロントエンドだ。

RailsDBはMySQLだけでなく、SQLite3やPostgreSQLについても対応しているデータベースフロントエンドだ。現状ではデータの閲覧/編集機能はなく、データ構造の閲覧ができるようになっている。

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ドライバは随時変更でき、各種データベースを一元管理できるようになる。実際、RailsのActiveRecordの実力を考えるとデータベースの方言を吸収するのは容易なのかも知れない。

RailsDBで独自のユーザ権限があるので、必要な権限だけ与えれば間違って消してしまったり、編集してしまうこともないだろう。データベースごとにフロントエンドを変えずに済めば、管理コストも低減できるだろう。

 

via Open Source Rails [RailsDB]

RailsDB

 http://railsdb.org/