AppleのノートブックやiMacにはデフォルトでiSightというウェブカムが搭載されている。ウェブカムはなくとも困らないので、チャットだけのためにわざわざ購入する人は少ない。そのためにビデオ会議やビデオチャットの需要が伸びない現実がある。最初から搭載されているのはその点において便利だ。

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メイン画面

 

そんなiSightであるが、使い道は上記の二つくらいしかない。もっと活用し便利にするのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはVidnik、iSightで録画してYoutubeにアップロードするソフトウェアだ。

Vidnikを起動するとiSightも同時に立ち上がって録画できる状態になる。後は録画ボタンを押して撮影を開始する。撮り終わったら停止し、タイトル、タグ、カテゴリ、説明を入力してアップロードを開始すれば良い。

ピクチャ 151.png

アップロードしているところ

 

事前にYoutubeのID/パスワードを登録しておくので、ボタン一つでアップロードできてしまう。ごくごく手軽に動作させられる。また、実際に録画した動画はQuickTimeムービーとしてファイルで生成されるので、Youtubeにアップロードする以外にも使えてしまう。

iSightはチャット用、と考えてしまうと使い道が狭まってしまう。色々なところで活用すれば、もっと便利に利用できるはずだ。

 

vidnik - Google Code

 http://code.google.com/p/vidnik/