RSSリーダーを使って多数のサイトをチェックしていると、自動で更新されることもあってデータ量がすぐに増えていく。そのためローカル型よりもWebサービス型のRSSリーダーの方がお勧めだ。

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メイン画面

 

だがインタフェースの使い勝手や、Web型ではネットワークが必須であったりとデメリットもある。クローリングと使い勝手、その両得になり得るのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはReadAir、Adobe AIRを使ったGoogleリーダーフロントエンドだ。

ReadAirはGoogleリーダーのフロントエンドだ。Webインタフェースで提供されているGoogleリーダーに間を挟む意味は何か。それは何と言ってもインタフェースの使い勝手と、データのクローリングの問題を解決できる点だ。

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設定画面

 

まだ開発途中なのでマウスを中心とした操作になるが、インタフェースは見やすいものになっている。スターを付けることも可能だ。ローカル型なので、Web型以上にリッチなインタフェースが提供しやすいことだろう。AIR製とあって、Windows/Mac OSX双方で動作するのも良い。

自動でリストを更新してくれる機能や、ブラウザと切り離すことでセキュリティや動作の安定性にメリットも出る。ローカル型と異なりデータはGoogleリーダー側にあるので、コンピュータを落としていてもデータのクローリングが続くのも良い。

これからの予定として、オフラインモードのサポートやキーボードショートカット、Windows向けのテーマ、未読数をアイコン上に表示すると言った機能が予定されている。どれも魅力的なものばかりだ。Googleリーダーをお使いの方はぜひ。

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スターを付与

 

readair - Google Code

 http://code.google.com/p/readair/