DreamWeaverのロック機能を他のエディタでも「LFWrap」
最近全くDreamWeaverを使っていないので確かめた訳ではないのだが、DreamWeaverには複数人でサイト管理を行うためのチェックイン、チェックアウトという機能がある。これを使うとファイルの編集をロックして、他の人が勝手にファイルを変更できないようにできる。
コンテクストメニューが拡張される
だがそれはDreamWeaver独自の機能であって、他のエディタを使っている人には無関係だ。そこでこれを使ってみよう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはLFWrap、DreamWeaverのチェックイン/アウトを実現するエクスプローラ拡張だ。
LFWrapはWindowsおよびLinuxで動作するソフトウェアで、Windowsの場合はインストールするとコンテクストメニュー(右クリックメニュー)が拡張されるようになる。そして指定した拡張子のファイルの時に、「Edit」「Check In」「Check Out」の項目が表示されるようになる。
ロックファイルが生成されたところ。
編集する際に「Edit」を選ぶと、チェックアウトが実行された後、指定したエディタで編集開始される。するとファイルと同じディレクトリに.LCKというロックファイルが生成され、ロックファイル一覧にもファイルが追加される。
後は編集している間は他のユーザのDreamWeaverからは編集できなくなる。編集が終わればチェックインを実行し、ロックを解除すれば良い。デザイナの人はDreamWeaver、開発者は好きなエディタと分かれて共同作業するのに便利なソフトウェアだ。
BCable.net - LFWrap