ニュータイプのメディアプラットフォーム「Chameleo」
コンピュータの中には動画が溢れている。DVDやiTMSで購入したもの、各種動画共有サイト、FLVファイルなどなど。HDDが大容量化し、数こそドキュメントやソースが多いものの、容量としては動画が一番占めている割合が大きい。
動画一覧
だからこそもっと動画に注目していくべきだ。メディアプレーヤの新しい形がこれだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはChameleo、マルチプラットフォームで動作するメディアプレーヤだ。
Chameleoは韓国で開発されているソフトウェアで、英語と韓国語のインタフェースで提供されている。WIndows版がインストーラー付きで提供されている他、Linuxでもソースをコンパイルすれば動作するかも知れない(GKTを使っているが、テストはWindowsでのみ行われているらしい)。
ガジェットを配置したところ
再生できたのはMPEG4のみだが、動画としての認識はFLVに対しても行われる。サムネイル表示のまま再生する、またはフルスクリーンで再生することが可能だ。また、再生以外の機能がChameleoの魅力と言えそうだ。
例えばスキン機能であったり、ガジェット機能がある。これらを使えばChameleoをプラットフォームとしてガジェットを登録し、多彩な機能が提供できるようになる。現状でも時計やブラウザ、キャプチャ、サブタイトル検索、ブログポストするガジェットが作成されている。
他にもBitTorrentファイルを読み込んでダウンロードする機能もあり、動画をさらに楽しくするための機能が盛りだくさんだ。現状はβ版とあって安定性は悪い。その点を今後に期待しつつ、ガジェットの充実を期待したい。
Chameleo