Web2.0時代(?)のIM「Digsby」
IMというと、簡易的なチャットのイメージがある。つまり相手がオンラインでないと使えないイメージだ。だが、Twitterをはじめ最近のWebサービスではゆるいつながりを使ってユーザ間でコミュニケーションが取られている。
アカウント一覧。各種サービスを登録することで友人の状況が一目で分かる。
リアルタイム性は大事だが、それだけに固執してもいけない。コミュニケーションを取るためのツールを様々に組み合わせれば、一つの連絡手段にこだわらないコミュニケーションが生まれることだろう。
今回紹介するフリーウェアはDigsby、同名Webサービスの専用クライアントソフトウェアだ。
DigsbyはGoogle Talk、MSN Messanger、Yahoo、Jabberといった各種プロトコルに対応したIMクライアントだ。そしてPOP3/IMAP、Gmailに対応したメール新着お知らせ機能もある。
チャット画面
さらにTwitterやMySpace、Facebookにも対応しており、こちらがアップデートされても連絡を受け取ることができる。もちろん、Digsbyを使ってアップデートすることもできる。メール、SNS+Twitter、IMと新しいWeb2.0(?)系の連絡手段を様々に組み合わせて楽しめるのだ。
アカウント登録画面
インターネットを使ったコミュニケーション手段は一通りに統一される訳ではない。相手やスタイルに合わせて選択されるべきだろう。だが、それらを全て専用ツールで使いこなすのは大変だ。Digsbyのような集中型アプリケーションは今後、需要が増えていくだろう。
Digsby = IM + Email + Social Networks