Eコマースはスクラッチで開発せず、オープンソース・ソフトウェアを利用して自社独自のカスタムを行って使おうというのが持論だ。その方がバグも少なく(こなれていれば)、機能も十分で、かつコストも低く抑えられる。

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サンプルデータを取り込んだユーザ画面。普通に欲しい商品だ。

 

そのターゲットになるEコマースシステムは何を選択すべきだろうか。もちろん決まっている、自分たちが習得している言語を選ぶべきだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはSpree、Rails製のEコマースシステムだ。

Spreeの最も特徴的な点は、SpreeをGemを使ってインストールする点だ。Rails製ではあるが、Gemを使ってインストールし、$ spree app_nameというコマンドを使って配置する。

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注文一覧画面

 

公式サイトには一通りの流れが書かれており、その通りにコマンドを実行するだけでECサイトができあがる。ごく簡単だ。システム自体はシンプルで使いやすく、カード決済にも対応している。

管理画面はちょっと機能的に足りないかも知れないが、ユーザ管理、注文管理、ステータスの管理、商品管理、レポーティングと言った機能がある。もし足らなくとも問題はない、自分たちでカスタマイズすれば良いのだ。

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注文詳細画面

 

フレームワークにRailsを用いたプロジェクトが増えている。自社がRailsを得意としているなら、Spreeを選択してみるのが良いかも知れない。

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ショッピングカート

 

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 http://spreehq.org/