Mac OSXでXML-RPCをテスト「XML-RPC Client」
最近はRESTがもてはやされてあまり名前を聞かないXML-RPCではあるが、一番開発しているのがブログエディターだろう。オープンソース系のブログエンジンやMovableTypeなどではXML-RPCを使ったブログ更新が可能になっている(幾つかのASPでも可能)。
リクエスト
そんなXML-RPCではあるが、自分で開発したり何らかのエラーがあった時にテストしようと思うと意外と面倒だ。プログラム言語を使ってテスト用のコードを組む方法もあるが、それが面倒ならこれを使おう。
今回紹介するフリーウェアはXML-RPC Client、Mac OSX向けのXML-RPCクライアントだ。
XML-RPC Clientはエンドポイントとメソッド、そしてパラメータを渡して実行すると、その結果を表示してくれる。レスポンスの内容を調べれば、エラー原因が分かるようになるだろう。
レスポンス(XML)
特徴的なのは、パラメータをXMLではなく、JSONで記述する点だろう。JSONで記述することで、その内容をXMLに変換してリクエストする。これはJSON-RPCを見込んでいる、ということなのだろうか。いずれにせよXMLよりは冗長性が低いので、慣れればかきやすいかも知れない。
こうしたテスティングツールは、開発時やデバッグ時に威力を発揮するので覚えておいて損はない。はまって一日を無駄にすることがないよう、頭の片隅に入れておこう。
設定画面
Cocoa XML-RPC Client