Windowsにおいても、環境変数の『Path』を変更することは良くある。例えばコマンドプロンプトにおいて実行ファイルのパスを全て書かずに済むようになるので便利だ。プログラムによっては実行ファイルまでのパスにスペースが入ることで動作しない場合もあるので、その時の対応にもなる。

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メイン画面。設定されているパスが一覧される

 

だが、Windowsの環境変数を変更する画面はとても使い勝手が悪い。テキストボックス一つで、ディレクトリへのパスも選択できない。これでは変更するなと言わんばかりだ。そこで使ってみたいのがこのソフトウェアだ。

今回紹介するフリーウェアはRedmond Path、環境変数(Path)を操作するためのソフトウェアだ。

Redmond Pathを起動すると、Pathに設定されているフォルダパスが一覧表示される。「;」で区切られているようなものではなく、一行一行に分かれて表示される。さらに、それぞれのパスが存在するのかどうかもアイコンで表示してくれる。

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パスの追加。ダイアログを使って選択できる。

 

アプリケーションによってはインストール時にパスを追加するが、アンインストール時に削除しないものもある。Redmond Pathでチェックして、不要なものは削除してしまおう。また、自分でパスを追加するのも簡単だ。設定が終わったら保存してシステムに反映しよう。Redmond Pathからコマンドプロンプトを立ち上げることもできるので便利だ。

他にもパスの優先順位を変更することもできるので、Javaのようにデフォルトで入っているものではなく、後から入れたものを優先したい時に便利に使えそうだ。Windows標準の環境変数変更ツールは反映時が重たく、使い勝手も良くないのでRedmond Pathには他の環境変数にも対応して欲しいところだ。

 

via Featured Windows Download: Redmond Path Makes System Path Editing Fool-Proof [lifehacker.com]

redmondlab - Redmond Lab .Net :: Free System Utilities for Windows :: Redmond Path 1.0

 http://redmondlab.googlepages.com/path