クールなプレゼンをしよう「S6」
HTMLで作るプレゼンの利点は何だろう。一番お勧めなのは、普段使い慣れているテキストエディタで書ける点だ。また、シンプルな作りになるのも良い。各種プレゼンソフトウェアは、こったことができるためにビジュアルの作り込みばかり力が入って、肝心の中身が大したものではなくなることがある。
S6によるプレゼン例(via S6 と XPath の紹介 )
とは言え、ただ文字列を並べるだけでは格好が悪い。そこで専用ツールの登場だ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはS6、JavaScriptの達人amachang製のHTMLプレゼンソフトウェアだ。
S6はプレゼン用HTMLファイルに各種イフェクトを可能にするソフトウェアで、矢印キーでのプレゼンスライド切り替え、一覧表示機能がある。各スライドごとにアクションを定義し、多彩なイフェクトをかけられる。
スライド一覧機能
例えば大きな文字がズームアウトしながら表示されたり、文字がスライドしてきて表示される、スライドの切り替わりがフェードアウト/インしながら切り替わるなどだ。どれも格好よくアクションが起こるので、見る人も興味深く(大事なのは内容だが)注目してくれることだろう。
ソース
当たり前だが、プレゼンは中身が大切だ。HTMLで作成すれば、ビジュアルに凝ることなくさくさくと作成できる。その高い品質を持ったプレゼンテーションはS6を使えばさらに見栄えよくなることだろう。
S6 公開に関する方針 - IT戦記