Subversionのステータスを見える化「StatSVN」
バージョン管理が日々利用していれば、開発した結果が蓄積されていることだろうと思う。そうしたログ情報を活用しているだろうか。大抵、何らかの問題があったときに、見返す程度だろう。
それではせっかくの情報が活用しきれていない。解析し、さらに開発効率を高める情報源として利用しよう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはStatSVN、Subvesion解析ソフトウェアだ。
StatSVNはSubversionから出力されるログ情報を解析してHTMLやグラフに変換するソフトウェアだ。解析元になるデータは、XML形式でsvnコマンドで出力する必要がある。そして、そのXMLデータを解析すると、一気にファイルが出力される。
開発者ごとに開発行数、Subversion全体における行数の変化、平均ファイルサイズ、ログメッセージを月ごとで出力と言った機能がある。日本語のコミットログは文字化けするが、HTMLの文字コードをShift-JISにすれば解消する。
ユーザごとのステータスも各種とれるので、プロジェクトにおける貢献度や活発度も分かりやすい。ファイルサイズがあまり上がりすぎるようであればリファクタリングを検討するなどというきっかけにもなる。Subvesionをお使いの方は一度お試しを。
SourceForge.net: StatSVN
https://sourceforge.net/projects/statsvn/
StatSVN - Repository Statistics - Introduction