Ruby on Railsを使って作られたWebアプリケーションは数多い。CMS、ソーシャルブックマーク、SNS…など、どちらかと言えばWeb2.0系の新しい感じのするWebアプリケーションが作られる傾向にある。

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同様に、これも新しいWebの形を作り上げてきた。Wikiエンジンだ。

今回紹介するフリーウェアはSignal Wiki、Ruby on Railsで作られたWikiエンジンだ。ソースは公開されているが、ライセンスは明記されていなかったのでご注意いただきたい。

Signal WikiはシンプルなインタフェースのWikiエンジンだが、中に実装されている機能としては面白いものが数多い。例えばスパム防止のためにAkismetを導入し、設定できるようになっている。

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また、ユーザ登録する際にOpenIDを使ってログインできるようにもなっている。リビジョン管理の機能もあり、間違った修正があってもバージョンを元に戻すことが可能だ。他にもページのキャッシング機能や、利用目的は分からないがAmazon S3のアカウント設定ファイルがある。

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ページタイトルは随時変えられるが、URLとの紐付けは変わらないようだ(後でタイトルを変えても同じURLでアクセスできる)。Ruby on Railsを勉強中の方にとっても、ちょうど良いのではないだろうか。

Signal Wiki - What is Signal Wiki?
http://signalwiki.com/