日々業務を行っているとついつい忘れがちだが、一度立ち止まって現状を分析する行為は重要だ。分析した結果によって、現状を改善したり問題点が見えてくる。漠然と感じていたものがグラフ化、集計することによって具体的になるのだ。

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メールが日々飛び交っている職場にいる方は、自分のメール利用状態について分析してみよう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはMail Trends、メール解析ソフトウェアだ。

Mail TrendsはPythonで作られたソフトウェアで、IMAP経由でメールサーバに接続し、そのメールヘッダを解析してくれる。主にGmail向けに作られているようだが、設定を変更すれば他のメールサーバでも利用できるだろう。

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日々におけるメールの送受信数、送信元ごとのメール量の推移、スレッドの多い順に一覧、メールサイズの分析などなど。分析結果は一つのHTMLファイルとして出力され、Google Chart APIを使ってグラフ化してくれる。

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Gmailで試す場合は、設定を英語にした上で行った方が容易だ。メールに関係した業務は予想以上に時間を費やしていることが多い。まずはこれまでの分析を行ってみよう。

 

mail-trends - Google Code

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