Webサイトを皆でリデザインする「ShiftSpace」
最近の流行だろうか、ControlCといい、ShiftSpaceといい、サイト名が機能の使い方になっている。分かりやすく、インパクトもあって覚えやすい。そう、ShiftSpaceはShift+Spaceキーで発動する。とは言え、どういうサービスなのかは分かりづらい。
言うなればデザインの共有だろう。サイトのデザインをする際に、あれをこうした方が良い、ここにこういう文言を入れて欲しいといった類の内容をみんなで 共有するのだ。または、サイトをそもそももっと見やすいように変えてしまうという使い方も考えられる。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはShiftSpace、Webサイトのリデザイン共有ソフトウェアだ。
ShiftSpaceはサーバ側のスクリプトと、FirefoxアドオンであるGreasemonkey上で動作するユーザスクリプトとして提供される。インストールが終わったら、任意のサイトでShift+Spaceを押すと、下から枠が持ち上がってくる。自分でShiftSpaceを立ち上げて管理することもできる。
そこではログインやユーザ登録、サイトのデザイン変更履歴が閲覧できる。そして、サイト上の任意の場所でShiftを押すとプラスのアイコンが表示される。そこでメモを付けたり、一部をハイライト表示したり、画像を入れ替えたりできる。
サイトのソース自体を書き換えてしまうことも可能だ。そしてそれらの変更はTrailと呼ばれるリンク付けを残すことができるようになっている(これがいまいちはっきりしないが)
これらの変更は皆で共有できるので、Webサイトの構築時におけるデザイン修正依頼などに便利かも知れない。皆で使い勝手の良いサイトを構築するのに便利なソフトウェアだ。
ShiftSpace | An Open Source layer above any webpage
http://www.shiftspace.org/