キャプチャという動作はよく使っているのだが、大抵は画面全体の撮影か、指定したウィンドウだけと言うやり方になっている。また、各OSごとにキャプチャソフトウェアを探すのは手間に感じていた。

ピクチャ 12-13

そうした手間から解放される日が来るのかも知れない、このソフトウェアを見ていてそう思った。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはCapturedit、Javaベースのキャプチャソフトウェアだ。

Captureditは現状では起動するとタスクトレイに常駐し、Captureを選択するかCtrl+Shift+Cで起動する。すると画面全体が若干暗くなり、マウスで範囲を指定するとキャプチャされる。

Entrance09-1

特徴的なのはJavaで作られているのでプラットフォームを選ばない点にある。とは言え現状ではWindowsとLinuxのみだが。今後Mac OSXに対応したり、多機能化していくと面白そうだ。

Entrance08

意外とキャプチャソフトウェアで優秀なものというのは少ない。WindowsであればCapture STAFF Lightをずっと使っているが、Mac OSXでは色々試しつつも、結果的に標準のキャプチャに戻ってきてしまっている。Captureditが便利なソフトウェアになれば、マルチプラットフォームで動作すると言うのは大きな利点になりそうだ。

capturedit
 http://capturedit.sourceforge.net/