範囲を指定してキャプチャ「Capturedit」
キャプチャという動作はよく使っているのだが、大抵は画面全体の撮影か、指定したウィンドウだけと言うやり方になっている。また、各OSごとにキャプチャソフトウェアを探すのは手間に感じていた。
そうした手間から解放される日が来るのかも知れない、このソフトウェアを見ていてそう思った。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはCapturedit、Javaベースのキャプチャソフトウェアだ。
Captureditは現状では起動するとタスクトレイに常駐し、Captureを選択するかCtrl+Shift+Cで起動する。すると画面全体が若干暗くなり、マウスで範囲を指定するとキャプチャされる。
特徴的なのはJavaで作られているのでプラットフォームを選ばない点にある。とは言え現状ではWindowsとLinuxのみだが。今後Mac OSXに対応したり、多機能化していくと面白そうだ。
意外とキャプチャソフトウェアで優秀なものというのは少ない。WindowsであればCapture STAFF Lightをずっと使っているが、Mac OSXでは色々試しつつも、結果的に標準のキャプチャに戻ってきてしまっている。Captureditが便利なソフトウェアになれば、マルチプラットフォームで動作すると言うのは大きな利点になりそうだ。
capturedit
http://capturedit.sourceforge.net/