このソフトウェアはどう説明すれば分かりやすいだろうか。簡単に言えば、データベースだ。暗号化を行うことで、パスワードを知らなければ見られない、セキュアなデータベースになっている。

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保存できるデータは、タイトルと値という二種類に限定されている。いわばDBMのような形だろう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはStronghols、暗号化データベースだ。

データはグループに分けて管理できるようになっている。グループ→レコード→タイトルと値という三階層に分かれて管理できる。とはいえ、値が一行しか書けないようだ。その点がネックでもあり、新しい価値を提供する部分かも知れない。

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データは448ビットのblowfishアルゴリズムを利用しているので、パスワードが分からなければまず見ることは不可能だろう。なお、データ自体はSQLiteを使って保存している。Optionキーを押しながらであれば改行も入力できるので、Stronghols上で入力するよりも、コピー&貼付けしてデータを蓄積していく方が便利かも知れない。

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メモはいつ役立つか分からない、思いつきのようなものも含めてとっておくのが良い。ただ人に見られるのはちょっと…というときはStrongholsを試そう。

SourceForge.net: stronghold
http://sourceforge.net/projects/osxsh/