Amazon S3は便利なファイスストレージサービスだが、プログラマ向けインタフェースしか提供していないので操作が多少面倒だ。特に多数のファイルを登録したブラケットを削除しようと思うと、まずファイルの削除からするというのが面倒だ。

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そうした手間を軽減してくれるであろうソフトウェアがこれだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはJetS3t、Amazon S3のGUI管理インタフェースだ。

JetS3tの特に便利な点として、Javaで作られていることが挙げられる。Windows、Mac OSX、Linuxとマルチプラットフォームで動作する点は良い。

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Amazon S3にログインして、ブラケットの作成やファイルのアップロード、さらにパーミッションの設定など一通りの操作が行える。また、アップロード専用ツールや同期ツールも付属する。

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アップロードしたファイルはコンテクストメニューからtorrent用のURLや、ブラウザアクセス用のURLが生成できる。ファイルをアップロードしたら、そのURLを人に教えてファイルを渡すようなこともできる。

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Amazon S3にGUI管理インタフェースは必須ではないが、ファイルのメンテナンスをするのにはちょうどいい。プログラムから自動生成した結果を確認するのにも便利だ。また、ファイルを消したつもりがそのままになっていると余計な課金をされてしまうので、最終的に目で確認できるというのもうれしい。Amazon S3を使おうと思っている人はぜひチェックを。

**jets3t: JetS3t - Development Home

 https://jets3t.dev.java.net/**