Railsのデバッグのお供に「ruby-debug」
VBをはじめとした統合開発環境がある場合は当たり前だったデバッグポイント。スクリプト系言語ではないのが当たり前で、久しくその存在を忘れていた。なくとも開発はできるが、出来ればあった方が良い。
なくとも十分と思っている方ほど、これを試してみて欲しい。一度使うとはまるはずだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはruby-debug、Ruby on Railsでも使えるデバッガーだ。
ruby-debugのインストールはgemから行えるので手軽だ。そして「require ‘ruby-debug’」としてデバッガを読み込み(または$ rdebug script/server)、好きなところでdebuggerと記述しておく。後はそのアクションを実行すれば、処理が停止し、コンソールからデバッグが可能になる。
変数の内容を見ることはもちろん、ステップ実行させていくことや、値の内容を入れ替えることもできる。さらにリモートのデバッグもできるようだ。ステップ実行を細かく行っていくと、ActiveRecord内部のコードに移ったりするので、Railsの内部を知るのにも役立つだろう。
実際に使ってみると、手放せなく予感がする。データの内容をダンプしたい時に特に便利そうだ。RubyやRuby on Railsを使った開発を行っている方はお試しを。
Data Noise
http://www.datanoise.com/ruby-debug/
RubyForge: ruby-debug: Project Info
http://rubyforge.org/projects/ruby-debug/