新年早々からビジネス関連の話題で恐縮なのだが、新年気分にも負けずたんたんと続けていくのがMOONGIFTクオリティ。新年一つ目はプログラマの大嫌いなバグの話題から。

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バグトラッキングシステムはプロジェクトを進める上で大事なソフトウェアの一つだ。Windowsであればこれがごく簡単に導入できる。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはJTrac、Javaベースのバグトラッキングシステムだ。

JTracは名前にTracと入っている。Tracというと、Pythonの有名なプロジェクト管理を彷彿とさせるが、現状ではあそこまで高機能ではない。バグトラッキングシステムに特化している。

Windowsであればごく簡単に利用できる。ダウンロード&解凍し、バッチファイルを起動するだけで良い。80番のポートで起動し、標準はadmin/adminでログインできる。

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後はプロジェクトを追加し、項目を設定すれば利用できる。項目が自由に追加できるので、プロジェクトに合わせたフレキシブルな対応が可能だ。後はユーザを追加し、割り当てていくだけで良い。日本語ローカライズもされており、使い勝手が良い。

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将来的な予定ではSubversionとの連携やキャプチャ機能、Wikエンジンの実装などが予定されている。そうなるとJavaベースのTrac並の機能になっていくかも知れない。今後に期待したいソフトウェアだ。

JTrac - open source and customizable issue-tracking in Java
 http://jtrac.info/

SourceForge.net: JTrac
 http://sourceforge.net/projects/j-trac/