これは必見。もう何が何やら訳が分からない。

ピクチャ 4-55

iPod Touchの新価はJailBreakしたところから始まるといっても過言ではない(とは言え、JailBreakは自己責任で)。様々なアプリケーションが提供されているが、自分でも作ってみたいと思ったことはないだろうか。

通常のアプリケーションと違うので難しいと思っているだろうか。そんなあなたに統合開発環境をご紹介しよう。しかも、iPod Touch/iPhone上で動くのだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはJiggy、iPod Touch/iPhone統合開発環境だ。ライセンスは明記されていないが、Mozilla系のライブラリをインクルードしているので、Jiggy自体もオープンソースで提供されているはずだ。

Jiggyの面白い点、それはiPod Touch上で動作するサーバ型の統合開発環境であるという点だ。JailBreakした後のInstallerから、JiggyのランタイムおよびJiggyをインストールする。そしてJiggyを立ち上げるとIPアドレス(Jiggyのもの)が表示されるので、そこにブラウザでアクセスするのだ。

すると、アプリケーションの一覧が表示される(はじめてであればまだないが)。そして新規アプリケーションを追加する。ここでは名称はもちろん、アイコンの画像も自分で設定することができる。

ピクチャ 5-48

アプリケーションが追加されたら一度接続が切れるので、ロックを解除しよう。そうすれば先ほど追加したアプリケーションがiPod Touch上に表示されているはずだ。まだこの時点では何もないアプリケーションなので、再度Jiggyを立ち上げる。

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そこから開発開始だ。Jiggyにブラウザからアクセスすると、先ほど追加したアプリケーションが表示されるはずだ。後はチュートリアルをみながら、色々作っていけば良い。保存し、実行すればiPod Touch/iPhone上に開発したアプリケーションの画像が表示される。

ピクチャ 7-35

iPod Touch/iPhoneから使う分にはJiggyを立ち上げておく必要はない。ネイティブアプリケーション同様の使い方が可能だ。ドキュメントによれば、ファイル管理、HTTPサーバ、ソケット、SQLite、XMLHttpRequestなどのプラグインが存在する。これらを使えば、iPod Touch上で動作する様々なアプリケーションが開発できるだろう。
公式SDKが提供されていない状況ながら、既に統合開発環境まで登場してしまった。これは凄い、ぜひJailBreakerは触れてみて欲しい(もちろん自己責任で)。

start [Jiggy]
 http://jiggyapp.com/

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