以前からあったのだが、ついにソースコードが公開されたのでご紹介。

ピクチャ 11-12

世の中、Webアプリケーション化が進んでいる。メーラーなど、ネットがないと魅力が半減してしまうアプリケーションならいざ知らず、オフィスや画像編集などのアプリケーションがWeb化する際の魅力とは何だろう。

個人的にはやはりコラボレートだ。皆で一つの作品を仕上げていく面白さにこそ、Webアプリケーションの神髄があると思う。そしてプログラミングですらその方向へ進化しようとしている。

今回紹介するフリーウェアはAmy Editor、コラボレートするソースコードエディターだ。ソースは公開されているが、ライセンスが明記されていなかったのでご注意いただきたい。

Amy EditorはPHP5またはRailsで動作するWebアプリケーションで、プログラミング用テキストエディターだ。コラボレートができる点が特徴ではあるのだが、ユーザ登録でエラーが発生してしまい、残念ながら試せていない。

ピクチャ 10-19

インストールにはPostgreSQL8系が必須になる。また、ユーザ登録をFacebookを利用して行うこともできる(この場合、外部に設置しないといけないようだ)。Ajaxをふんだんに使っており、操作性は非常に良い。プロジェクトを開くと、まるでMac OSXのFinderのようなファイルマネージャが使えるなど、非常に手が込んでいる。

ピクチャ 9-22

ハイライトも各種言語に対応しており、自分で設定することもできる。さらにコードの種類を指定すれば例えばphpであれば、「array」と入力してタブキーを押すと「$arrayName = array('' => , );」へ自動変換される機能もある。

ピクチャ 7-41

タブキーも入力でき、行番号が表示されるなどプログラマー向けに気が利いた機能が数多く実装されている。新しいプログラミングの形が見えてきそうなソフトウェアだ。

Amy Editor - A Collaborative Text and Source Code Editor for Developers
 http://www.april-child.com/amy/website/