ネットワークドライブでバックアップ「iTimeMachine」
Mac OSX 10.5から標準搭載されるようになったTimeMachine。自動でバックアップを作り続けてくれる機能は便利だ。だが一つだけ欠点がある。外部のHDDしか利用できないのだ。
これではバックアップするときには常にHDDがつながれていないといけなくなる。非常に不便だ。そんな不便さを感じていたあなたにお勧めなのがこれだ。
今回紹介するフリーウェアはiTimeMachine、TimeMachineをネットワークドライブに対応させるソフトウェアだ。
元々ネットワークドライブに対応させる方法は存在していた。コマンドラインで実行するだけなのだが、その手間を省いたのがこのソフトウェアと言えそうだ。
起動するとボタンは一つしかなく、それをクリックすればネットワークドライブが利用できるようになる。通常のWindowsネットワークで接続されているファイルサーバやAirDisksがバックアップ先になるので便利だ。筆者環境ではLink Stationがバックアップ先になっている。
初回は非常に時間がかかるので、ネットワークレベルだときついかも知れない。時間がかかるのをひたすらに待つか、予め重たいものは対象外に設定しておくのが良いだろう。そして一度行われてしまえば、その後は差分だけなので随分軽快になるはずだ。ネットワーク経由でバックアップされているならば、オフィス内のどこにいても安心だ。有線から解放される楽しさを満喫しよう。
iTimeMachine
http://www.xiotios.com/itimemachine.html