ウィンドウを定型、定位置に収める「GridMove」
様々なアプリケーションを動作させているとウィンドウが雑多に広がってしまう。そしていつしか訳が分からないくらいウィンドウの数が多くなってしまった、なんて経験はないだろうか。
横並べにすると作業がしやすいというようなケースは多い。そこできっちりとウィンドウを並べてくれるこちらを使ってみよう。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはGridMove、ウィンドウを定型、定位置にセットしてくれるソフトウェアだ。特にこのソフトウェアに限ったものではないが、GridMoveが登録されているサイトはDonationCoder.comというドネーション(寄付)を願うソフトウェアが集まったサイトになっているので、気に入ったらぜひ寄付してみて欲しい。
GridMoveは予めウィンドウの位置を記憶させる必要はない。何パターンかのテンプレートで設定されており、それに従うだけだ。例えば3つの形に分ける、デュアルディスプレイ向けといった具合だ。
利用法はウィンドウを4隅にもっていったり、ウィンドウのタイトルが書かれている辺りをドラッグすると発動する。画面にオレンジ色の線が描かれ、グレーにハイライトした状態でマウスを放せばその形、その場所にウィンドウが移る。
言葉では説明しづらいが、使ってみるとなるほどと思ってもらえると思う。ブラウザを左側に大きく、右側の上がテキストエディタ、下がエクスプローラのようなススタイルをすぐに作ることができて便利だ。
どのような大きさ、どのような配置でも可能というのは、便利そうに見えて不便になる場合もある。GridMoveを使って適切な形に固定にしてしまう方が作業効率が上がる場合もあるだろう。
GridMove - DonationCoder.com
http://www.donationcoders.com/jgpaiva/gridmove.html