Rubyをプログラミングする際には、何を使って行うだろうか。大抵、テキストエディタとコマンドプロンプトを使うはずだ。筆者もそうしている。

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だが、IDEに慣れているとテキストエディタでは面倒に感じることがあるかも知れない。そういう人はこれを使ってみると良いかも知れない。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはMondrian Ruby IDE、Rubyで作られたRuby用IDEだ。

Mondrian Ruby IDEは元々、商用として提供される可能性があったようだが、結果的にフリーウェアになったようだ。その時が2004年となっているので、すでに3年近く経過したIDEになる。

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インストールはインストーラーを使ってできるが、RubyとFOX 1.2系は別途用意する必要がある(FOX 1.2系はgemでインストールする)。後はMondrianを実行すれば良いだけだ。

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プロジェクト管理として複数のRubyファイルをまとめる機能や、言語のハイライト表示、実行時のエラー表示等がある。

スクリプトを実行すると、コマンドプロンプト側で実行されてしまうというのはあるが、基本的に問題はない。Grepに似た検索機能も便利だ。

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Rubyの開発をするのにRubyで作られたIDEを使うというのは、Javaで言うところのEclipseのようなものだろうか。コード量もそれ程多くないので、Ruby+FOXの勉強材料としても面白そうだ。

Mondrian Ruby IDE
 http://www.mondrian-ide.com/