Railsにははじめからprototype.jsやイフェクト用のeffects.jsが入っているので、手軽にJavaScriptによる各種イフェクトを楽しむことができる。

ピクチャ 4-10

だが、人によってはprototype.jsよりも、プラグインで拡張できて軽量なjQueryの方がお好みだろう。その際にはこれを使おう。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはjRails、Rails向けjQueryプラグインだ。

jRailsはプラグインとして提供されているのでインストールが容易に完了する。それだけで15種類を超えるイフェクトや、Ajaxによるデータの送受信を実装できる。

例えばクリックすると左右に震える「Shake」、クリックすると下に落ちる「DropOut」、下からせり出してくる「Grow」など。さらにprototype.jsやScriptaculo.usを使った際に利用される「form_remote_for」や「sortable_element」等もjQueryによって実装されている。

prototype.js+Script.aculo.usかjQueryか。好みによる所はあるが、プラグインで拡張できるjQuery好きな方はjRailsに乗り換えてはいかがだろう。

jRails - jQuery on Rails
 http://ennerchi.com/projects/jrails
jrails - Google Code
 http://code.google.com/p/jrails/