XHTMLベースのEラーニング作成「eXe」
いまいち流行りきらない感のあるeラーニングではあるが、バークレー大学が講義をYoutubeで公開する等、教育とインターネットのつながりは様々な形で行われている。
流行らせるためにはもっと手軽にコンテンツを作れる必要があるだろう。そのためのソフトウェアがこれだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはeXe、Eラーニング用コンテンツエディタだ。
eXeはeLearning XHTML Editorの略で、XHTMLベースでコンテンツを作成する事ができる。各問題に対して、RSSやJavaアプレット等、様々な要素を付加できる。
問題は多肢選択や正誤問題、空所補充を作成できる。画像拡大や画像集といったコンテンツも作成できるので、大抵の問題は作れるはずだ。
出来上がったコンテンツはSCORM 1.2形式やIMSコンテンツパッケージとして出力できる。単独のHTMLとしても出力可能だ。ベースがFirefoxを利用しているようで、eXeの中にはFirefoxが組み込まれた形で配布されている。
日本語化もされている等、利用準備は整っていると言える。名称がコンピュータ用語としては一般的になり過ぎているので、情報が集まりづらいのが難点だ。ぜひ使って試してみてほしい。
FrontPage - eXe : eLearning XHTML editor
http://exelearning.org/
Eduforge: eXe (eLearning XHTML Editor Project): Project Info
http://eduforge.org/projects/exe/