RESTfulなWeb APIを使う開発者は必須「eXeve」
Memotuneでは現在、Web APIを開発している。GDataに準拠しているので、Web APIの形式はRESTfulだ。ただ、RESTfulは最近の流行とは言え、問題がない訳ではない。
最大の問題はテスト環境だ。PUTやDELETEといったHTTPメソッドを手軽に試せない。IEやFirefoxは対応しているようだが、おそらく手軽には試せないだろう。
そこで専用のクライアントを使うのが良い。RESTfulに限らず、XMLを経由したMashup開発者は必須ではないだろうか。
今回紹介するフリーウェアはeXeve、RESTfulなWebアプリケーション開発ユーティリティだ。
eXeveを使うとWeb APIとやり取りするXMLが簡単に作成できる。構造チェックやDTDによる検証ができればよけいなミスも減るはずだ。
また、PUTやDELETEといったHTTPメソッドを使ってデータを授受する事もできる。そのレスポンス結果をみれば、問題がある時にも修正が容易だ。
認証機能もあり、Basic認証とWSSEによる認証がサポートされている。XMLフォーマット機能も小さいが便利な機能だ。
これまでPUTメソッドはプログラム言語から実装して試していたが、これからはeXeveを使って試す事が多くなりそうだ。Mashup開発者の方は要注目だ。
eXeries - XML REST Web Service API Developer Tools
http://www.witha.jp/eXeries/ja/index.html