学習と言うのは学生時代で完結するものではない。むしろ社会に出てはじめて学ぶこと、学ばなければならないことが数多く存在する。学生時代が基礎だとすれば、社会では応用といった具合だ。

各個人がこれまで何を学び、何を学んでいるかをデジタルで管理したものをePortfolioと言う。これをオープンソースとして管理するのがこれだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはMahara、オープンソースePortfolioだ。

Maharaでは自分自身のプロフィール、経歴（勤務、学業）を登録することができる。また、グループ等を作り、ユーザ間で情報を交換することも可能だ。

そしてブログシステムを使い、自分の意見を発表したり、ユーザ同士登録しあうこともできる。言わばオープンなSNS的な位置づけもできる。なお、データベースはPostgreSQLまたはMySQLが選択でき、システムはUTF-8でできているが、日本語は文字化けしてしまった。

日々の業務をこなすことが自分の成長に繋がるだろうか。むしろこうした学習、探求を通じて新たな知識を得、自己を磨き上げていく努力が必要だ。Maharaはビジネスとしても十分活用できるシステムになるだろう。

Eduforge: Mahara ePortfolio System: Project Info
http://eduforge.org/projects/mahara

その他のスクリーンショットはこちら。