開発においてバージョン管理を導入するのがごく当たり前になってきている。複数人はもちろん、一人であっても使ったほうが良いだろう。間違って消してしまうリスクやHDD故障のリスクも抑えられる。

そんなバージョン管理をさらに便利にしてくれるソフトウェアがこれだ。

今回紹介するフリーウェアはCrank、各種バージョン管理システムログをHTMLやRSSに変換するソフトウェアだ。ソースは公開されているがライセンスは明記されていないので注意していただきたい。

Crankが対応しているのはSubversion、CVS、Starteam、Perforceとなっている。この種別の指定、リポジトリのパスやURL、リビジョン、テンプレートを指定する事でファイルを出力する。公式サイトのドメインにもあるが、svn2rss/svn2html/cvs2rss/cvs2html的な利用法が考えられる。なお、gemを使ってインストールできるのでお手軽だ。

テンプレートを作成すればHTMLやRSSはもちろん、日報的な文書化することも可能だろう。試してみた所では日本語は文字化けたが、恐らく修正すれば対応できると思われる。

複数人で更新していると更新ログを追うのが大変になることがある。RSS配信すれば便利なことこの上ないだろう。

RSS and HTML output from SVN repository logs with Ruby
http://www.svn2rss.com/