チャットなどをしていると、デスクトップを見せたくなる時がある。ヘルプをしている時は特にそうだ。あれこれ口で説明するよりも、見せたほうが理解は早い。

また、場合によっては静止画よりも動画のほうが分かりやすいこともある。そのどちらにも対応した共有ソフトウェアがこれだ。

今回紹介するフリーウェアはJING、スクリーンキャプチャ、スクリーンキャストの双方に対応したデスクトップ録画ソフトウェアだ。

JINGはMac OSX、Windowsに対応している。指定範囲のスクリーンキャプチャはもちろん、指定範囲でのスクリーンキャストにも対応している。録画された内容は音声付でFlashムービー形式で保存される。

このデータをScreencast.comを通じてシェアするには有料になっている。JING自体の利用は無料なので、アップロードスペースが別であれば問題ない。何より、各種Flash動画プレーヤを使って再生できるのが嬉しい。もちろん、Youtube等の動画共有サイトにもアップロードできる。

スクリーンショットはJING上で文字や矢印を引いたりといった加工ができる。ただ撮って見せるのではなく、簡単な説明書きや注目して欲しいポイントを記述できるので便利だ。

録画している際の負荷は殆ど感じられず、スムーズに操作ができる(録画範囲にもよるだろうが)。スクリーンショット、キャストともに便利に使えるソフトウェアだ。

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