メールは便利で、どのオフィスでも使われている。ビジネスのインフラとしてすっかり定着しているため、誰でも使いこなせないといけない面も感じられる。そのため、リテラシーがあまり高くない人でも利用し、失敗する可能性が高くなる。

実際、誤送信をやってしまった事はないだろうか。送信ボタンをひとつ押したらもうおしまい。慌ててとめようとしても後の祭りだ。そうした冷や汗ものの経験をした人はぜひ知っておいて欲しいのがこれだ。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはMail送信先確認プログラム、送信直前の確認ダイアログを出してくれるソフトウェアだ。

単純に言えば、Mail送信先確認プログラムがローカル向けの(リモート接続許可にもできる)リレーサーバになる。そして、通常のメールクライアントでSMTPサーバをlocalhostに設定すれば良いだけだ。

いざ送信しようとすると、Mail送信先確認プログラムのダイアログが表示される。そこにはメールアドレスが記載されており、送信ボタンを押すと実際に送信処理が開始されるという仕組みだ。

送信ボタンを押す手間は増えるが、大きな失敗に比べたらよっぽども良い。時限式に20秒後に自動送信などであれば、間違えたと思った時に取りやめられるので良いかも知れない。

メールは一度間違えると記録も残り、大きな問題になる。誤送信を防ぐ仕組みがない人はぜひチェックして欲しい。

SourceForge.jp: Project Info - Mail送信先確認プログラム
https://sourceforge.jp/projects/mdc/

わんこ日記
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