画像から色を分離「Tint」
一つの写真の中には幾つもの色が使われている。赤い花の写真を撮っても、背後には空や草の色が入ってくる。当たり前だが、この花をさらに際立たせることができるのがこれだ。
今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはTint、画像から色情報を分離するソフトウェアだ。
Tintではある写真を指定して、その中で使われている色を取り出すことができる。その結果、似た色だけが抽出され、他の色は白黒になった写真ができあがる。
これはなかなか面白い効果が期待できる。一部を目立たせるのはもちろん、白黒+類似色のみという新しい写真の見え方も得られる。白黒写真とはまた違った楽しさがありそうだ。
色情報のグルーピング数や品質のパラメータを変更して最適なデータ抽出状態を割り出してみよう。面白い結果が得られるはずだ。
また、幾つかの情報に分離して、それを合成することもできる。一部の色合いだけ除いた写真も作成できる。手持ちの写真で一度お試しあれ。
indii.org » Tint Photo Editor
http://www.indii.org/software/tint