システム負荷を考慮したり、何度もアクセスする際に毎度サーバへアクセスするのではなく、HDD内のデータを優先に呼び出してくれるキャッシュ。便利な技術ではあるが、ずっとそのままにしておくと次第にHDDを逼迫する存在になる。

時にはキャッシュを整理しよう。とは言え手作業でやるのは大変なので、ツールを使うのが正しい方法だろう。

今回紹介するフリーウェアはCache Out X、キャッシュ整理用ユーティリティだ。

Cache Out Xで整理できるのは、システム(ユーザ/ローカル/システムドメインのキャッシュ、仮想メモリのスワップなど)、インターネット(ブラウザキャッシュ、履歴ファイル、cookie等)を一括で削除してくれる。

ローカルドメインのキャッシュなど、一部の項目については管理者として認証をしてから行う必要がある。ブラウザのキャッシュは、Safari/IE/Firefox/Firebird/OmniWeb/Opera/iCabが対応している。

どのアプリケーションがどこにキャッシュを保存しているのか把握するのは面倒だ。また、間違ったファイルを消してしまって動作に問題が出るのは怖い。そうしたリスクもなく使えるのは便利だ。時には整理してみてはいかがだろう。

jimmitchell.org » Cache Out X
 http://jimmitchell.org/projects/cox/