会員登録や商品購入など、ブラウザ上で入力を行う機会は数多い。だが、その入力がとても簡単かと言われるとそうでもない事が数多い。入力エラーがある度に戻ったり、エラーと入力欄が離れていて分かりづらいといった経験はないだろうか。

そこでJavaScriptライブラリを使ってみよう。JavaScript最大の欠点とも思える、ブラウザ互換性もきっちり確保されている。

今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはWebForms2、クロスブラウザに対応したフォーム向けJavaScriptライブラリだ。

WebForms2はフォームの入力チェックや、ボタンによる追加入力など、便利な機能をJavaScriptで提供している。各行に対して削除ボタンをつける事で、ユーザビリティの高い画面が構成できるようになる。ダイナミックに追加入力させる際には最低/最大数も指定可能だ。他にも画像読み込み中の判定もできる。

そして何より対応しているブラウザが数多いのが利点だ。Mozilla Firefox 1.0.8/1.5.0.9/2.x/IE6/IE7/Safari 2.0.4/Safari 3(Windows)/Opera 9など、現状利用されることが多いであろうブラウザはサポートされている。

HTML5への対応も想定するなど、きっちりと作られている雰囲気が感じられる。フォームの入力チェックをはじめ、フォームが関連する際のユーザビリティを高めたいと思ったら使ってみたいライブラリだ。

webforms2 - Google Code
http://code.google.com/p/webforms2/

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